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注目

エピソード21 細川尚子(東京カレッジ)

 久しぶりの更新になりました。今回は迫田さんのお知り合いで、現在東京大学に設置されている東京カレッジに所属されている細川さんにお越しいただきました。ポッドキャストは spotify で公開しています。ぜひご視聴ください! ~~概要~~ 細川さんは慶應義塾大学を卒業後、アメリカのコロンビア大学、イギリスのLSEを経て、一度企業への就職を経験されたあと、オックスフォード大学で東洋学(oriental studies)の博士号を取得されました。 ご専門は言語政策、とくに現代日本における言語と国家アイデンティティの関係を研究されていいます。博士課程の時には、主に日本における外来語の取り扱いについて研究されていました。現在は多様化する日本社会の方に注目を移され「やさしい日本語プロジェクト」についても研究している。自治体の文章が、日本語ネイティブではない人にも分かりやすいよういわゆる「やさしい日本語」が併記されているのを、みたことがある方もいるかもしれません。 英米だけではなく、フランスでもポスドクを経験された細川さんには、日本の言語と国家の関係について、国際比較の視点で説明していただきました。後半ではポスドク生活の難しさについても語ってもらっています。

エピソード14:迫田さやか(京都大学)

年末年始スペシャルということで、第14回目のゲストにはMCの迫田さやかさんにお越しいただきました。迫田さんは2009年に同志社大学経済学部を卒業後、フランス国立社会科学高等研究院客員研究員(EHESS)を経て、2016年に同志社大学大学院にて博士号を取得。現在は日本学術振興会の特別研究員として京都大学でご研究されています。ご専門は経済学で、特に日本における所得分配の問題に取り組まれているとのことです。

社会における不平等、不条理に関心のあった迫田さんは、研究者と法曹、どちらの進路に進もうか悩まれていましたが、大学院時代の指導教員との出会いが博士課程進学の決定打になったと話してくださいました。また留学に関心はあったもののなかなか踏み出せなかった折、タイミングよく指導教員から日本学術振興会の頭脳循環プログラムが始まったことを紹介され、同プログラムを利用してフランスに留学、現在もその時のネットワークを生かして国際比較研究に取り組まれているとのことです。

進路に迷っている時には背中を押してくれる人の存在が大切である、迫田さんのお話ではそのことが印象的でした。スペシャル回ということで普段より長めに収録しています。ポッドキャストはspotifyで公開しております。



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