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注目

エピソード21 細川尚子(東京カレッジ)

 久しぶりの更新になりました。今回は迫田さんのお知り合いで、現在東京大学に設置されている東京カレッジに所属されている細川さんにお越しいただきました。ポッドキャストは spotify で公開しています。ぜひご視聴ください! ~~概要~~ 細川さんは慶應義塾大学を卒業後、アメリカのコロンビア大学、イギリスのLSEを経て、一度企業への就職を経験されたあと、オックスフォード大学で東洋学(oriental studies)の博士号を取得されました。 ご専門は言語政策、とくに現代日本における言語と国家アイデンティティの関係を研究されていいます。博士課程の時には、主に日本における外来語の取り扱いについて研究されていました。現在は多様化する日本社会の方に注目を移され「やさしい日本語プロジェクト」についても研究している。自治体の文章が、日本語ネイティブではない人にも分かりやすいよういわゆる「やさしい日本語」が併記されているのを、みたことがある方もいるかもしれません。 英米だけではなく、フランスでもポスドクを経験された細川さんには、日本の言語と国家の関係について、国際比較の視点で説明していただきました。後半ではポスドク生活の難しさについても語ってもらっています。

エピソード1:茂木良平(バルセロナ自治大学)

記念すべき第1回のゲストには、茂木良平さんにお越しいただきました。

茂木さんは現在、博士号を取られたバルセロナ自治大学の人口学研究センターにて、日本や南欧の家族形成を専門に研究されています。

ポッドキャストはspotifyで配信しています(後日iTunes、google playでの配信も予定しています)。初めての収録ということで、色々と改善点もあるかもしれませんが、留学のこと、海外での研究生活のことについて関心がある方は、聴いてくださると幸いです。

[収録概要]

日本からスペインに留学されている方は、なかなか見かけませんよね。どうしてスペインに留学しようと思ったのか伺ったところ、意外な答えが返ってきました。博士課程中の留学生活は、アメリカにいる自分のような人間からすると、羨ましい点が多かったです…

バルセロナ自治大学に留学することが決まる経緯も衝撃的で、ポッドキャストを聴いていただければこんな形の留学もあるのかと、新しい発見をしていただけるのではないかと思います。

研究内容の話も刺激的でしたが、茂木さんはその研究成果をどのようにアウトリーチしていくかという点についても真剣に考えられているのが印象的でした。

ちなみに、茂木さんには次回からホストとして聞き手側に回っていただきます。次回のゲストは、その茂木さんが指名した、古家士朗さんです。現在、ウィスコンシン大学マディソン校の社会学博士課程にいる古家さんは、社会科学とは一見縁の遠そうな「遺伝子」の研究をされています。収録では、留学生活と合わせて、社会学のフロンティアを切り拓いている古家さんの研究についてのお話も伺う予定です。

打越


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